2010年07月19日

ゲスト教授 Francois Bellet ・ 詩人(Foundation A.B. Picasso 代表)

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今回のゲスト教授は、Foundation A.B. Picasso 代表 の Francois Bellet さん。

ピカソの元で長年働き、ピカソの事をよく知る人物の1人であり、現在では若手アーティストをサポートする立場の Francois 氏。来日中の彼にお話をうかがった。

紹介するのに、肩書きはどうしましょう?と訪ねると「詩人」にしておいてくださいと、Francois 氏。やはりいうことがカッコいい。

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Francoisさんは今までにたくさんのアーティストに会われていると思いますが、世界的にみて今の日本のアーティストについてどう思われますか?

危険な立場にあると思います。日本にはヨーロッパや他大陸の人間のようなストレンジャーがいません。大陸と比べると根本的に閉ざされた文化で、人種の混じりっけのない社会です。勤勉で、調和がとれるのが日本人の特徴だと思いますが、これは社会にとってはとても良いことかもしれませんが、アーティストにとっては良い作品が生み出されるには少し難しい場所でもあると思います。そういう意味で危険な立場にあると思います。

もちろん日本人の中にも世界で活躍している素晴らしいアーティストがたくさんいます。私が思うには、日本のアーティストは海外にもっとでて可能性をみつけていくか、もしくは中途半端に海外のものを取り入れることなく、日本独自の素晴らしいところに自信をもち、もっとそれを磨き世界に発信していくことが必要ではないでしょうか。そうすると浮世絵のようなヨーロッパに与えたインパクトと同じようなものがでてくるのではないかと思います。

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「おいしい書道」に参加。とても繊細な文字を書いてました。

アーティストに必要な事ってなんだと思われますか?

好奇心。これはとても大切だと思います。あと、とても大切なことは良いパートナーに出会う事です。良いアーティストには必ず良いパートナーがいます。アーティストは1人ではいきていけません。とても難しい世界なんです。私も沢山のアーティストに会ってきましたが、多くの人が1人ぼっちです。その中に天才的な人も多いのですが、良いパートナーがいないために、つぶれていっている人も多いのです。良いパートナーに出会う事、これはアーティストにとって本当に大切な事だと思います。

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Francoisさんはとても純粋な目で丁寧に話をしてくれた。

そして最後に、世界に羽ばたけ、と僕にいってくれた。

詩人からのそのメッセージ。
ありがたく受けとめたい。
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2010年07月10日

人生の達人/ライカ専門店 社長・平野芳子さんを再訪問

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「人生の達人」ライカ専門店 社長・平野芳子さんを1年半ぶりに訪ねた。

いつものようにお店のカウンターにちょこんと座る平野さん。

「お元気でしたか」

と声をかけてくれる、平野さんの言葉はあたたかい。

僕は平野さんに近況報告。
1年半の間のいろいろな変化を伝える僕に対して、
それをやさしい笑顔で聞いてくれる平野さんがいた。

このカウンターには毎日、お客さんと平野さんの長年変わらない光景があるのだと想像できた。

平野さんの、存在感、そして安心感。

多くのお店がなくなり、新しいお店がたち、またなくなり、そしてまた違うお店がはいってくる。お店も違えば、人も違う。そんな変化の激しい時代において、このカウンターに座る続ける平野さんこそ、本物の商売人のような気がする。

日本各地からライカ好きが平野さんのところに、この存在感、安心感を求めてやってくるというのには本当に納得できる。

平野さんはそこにいる、と。



「また大阪に来た時はよってくださいね」

平野さんはやさしい笑顔で見送ってくれた。

人生の達人に学ぶ事は多い。

今日の僕の1日はハッピーになった。

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お店の所在地:ライカ専門店 サンエス
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