2010年05月06日

檜を宇宙に持っていく?

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★野地良成さん

2009年7月、僕らは熊野(三重県)の海にいた。序章と名づけたあの時から、もうすぐ1年が経とうとしている。

あれから、野地さんはどこへ行ったのか?

うわさによれば、ロケットにのって宇宙へ旅立ったらしい。

檜と一緒に。

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プル プル プル♪

おお!野地さんと中継がつながったぞ。

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せお 野地さん、お久しぶりです!今、宇宙なんですね。どうですか そちらは?

野地 お久しぶりです。はい、すごく快適です。

せお 地球はみえますか?熊野も見えそうですか?

野地 はい、見えます。とても青いです。熊野も多分ここだろうという感じですね。

せお ロケットの中に檜が入って(内装)今回がはじめてのロケット打ち上げですが、いかがですか?

野地 はい、檜のにおいが室内にたちこめていて、気分がいいですね。とてもリラックスします。地球が恋しくないですね。地球には帰らなくていいかも、と思ってしまいました(笑)

せお 寝るときはどうやって寝ているのですか?

野地 はい、檜の柱を抱いて寝てます。とても熟睡できます。



なんて、2人の妄想は続くのでした。

ここからはちょっとまじめに。

実は、新教授に、野地良成さん(野地木材工業株式会社)が就任しました。

タイトルは、ズバリ、

檜を宇宙に持っていく?

です。



野地さんは、なぜ今回『檜を宇宙に持っていく?』という企画を考えられたのでしょうか?

はい、私の会社は檜を扱った建築材のメーカーなのですが、今どこでもやっている家具をつくったりする企画や、森林を守ろうという活動をしたりするのは、ちょっと面白くないなと思ったんです。で、何か突拍子もないことができないものだろうかと。

そこでいろいろ考えていたんです。そしてある日、檜から一番遠いところはどこだろう?と考えたところ、『宇宙』というキーワードがでてきたんです。宇宙に檜を持っていくって考えた時に、自分なりには、宇宙空間に檜が浮かんでいる絵が浮かんだりもしたのですが、なんか、でも違うなって思って。それで、もっと掘り下げて考えた時に、人が乗るロケットの内装を檜にできないだろうか、と考えついたんです。

宇宙というのは、もちろん僕は行ったことありませんが、暗いと思うんですね。何もないところで、生身の人間が、外にもでられない、そんな地球とはやはり別世界ですよね。

そういった時に、ロケットの中(内装)を檜でつくったら、精神的に穏やかになるんではないだろうかと思ったんです。檜は湿気をすってくれたり、匂いや手触りで安らぎもあたえてくれる、人間の生活、ましてや宇宙での生活でこの檜の存在価値はあるのではないかと思ったんです。

今すぐに、という訳にはいかないかもしれません。今はほんと機能性ばかりを追求してのロケットだと思いますが、今後、もっと技術が進歩すれば、今度は宇宙飛行士の精神面をもっと考慮しようという流れになってくるなと思ってるんです。

そのチャンスを狙っています!

想像してみてください、宇宙飛行士が真剣に仕事している、その床や壁が檜になっている光景を。未来的な無機質な空間が、地球上の優しさいっぱい持った、そんな暖かい空間になりますよ、きっと。

あっ、食事はもちろん、檜の箸とスプーン、フォークでね。


※野地木材のマスコットキャラクターのじもくま。

さて野地さん、今回はウラ藝教授に就任されるわけですが、現在のウラ藝教授で気になっている方が特にいますか?

みなさんには興味がありますが、特に、といわれると、コピーライダーの坂本さんですかね。あの方の文書を読んでいると1文字1文字に力があるし、自分自身とても勉強になりますね。あと、おいしい書道の日置さんですかね。熊野材をつかって何か、一緒にできそうな予感がします。一回みなさんに熊野に来て頂きたいですね。熊野には、連れていきたい魅力的なところいっぱいあるんですよ。

それと、瀬尾さんも熊野にまた来てくださいね。

はい、また夏に伺いたいです。で、撮影しましょう。野地さんの宇宙服姿を熊野の山中で!檜を宇宙に持っていく準備をしましょうね。



今後の野地教授の活動に注目です!
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2010年05月02日

ことばのちから

取材:高橋美穂子(助手)

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坂本和加教授と「毎日広告デザイン賞」作品展示会場へ行った。

会場に入ると正面に、坂本さんの作品がかかっている。

青空の中にうかぶことば。



こくご、さんすう、りか、せかい。



このコピーはしっかり私の目に飛び込んでくる、とても自然に、とてもここちいい。

希望があり、こころが暖まることば。

私は坂本さんの世界にすっと入っていけた気がした。

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『私は裏方。商品を売りたい人がいて、消費者にどう伝えるか。売りたい人と買う人を繋ぐコミュニケーションが自分の仕事なんです。こういう賞をもらって、「これからますます良い仕事するぞ!」という気持ちです。』

と坂本さん。

コピーライダーとして坂本さんの主な活動内容を聞くと、

『「売りたいのにどうしたらいいかわからない」という人って沢山いると思うんです。そういう人の力になれると思う。コピーライターの事、仕事内容なんかをもっといろんな人に知ってもらいたいんです。ことばのちから を。』

ことばのちから、か。

なんかいいな。
ことばのちから って。

今後もコピーライダーとしての坂本さんの活動を楽しみに見ていきたいです。

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